MariaDB Platform の機能

拡張性

MariaDB Platform なら、コア、メモリ、ストレージを追加してスケール アップし、データベース インスタンスを追加してスケール アウトすることが可能です。まずはスタンドアロン インスタンスから始め、より大規模なサーバーを運用し、それからレプリカを追加して読み取りを拡張し、最終的には数百ものインスタンスと分散 SQL で読み取り、書き込み、ストレージをスケール アウトできるようになります。

  • 圧縮
    圧縮

    InnoDB または MyRocks のテーブル圧縮によってディスク上のデータ サイズを 33~66% 縮小するか、または特定の列だけを圧縮します。

  • パーティション化
    パーティション化

    レンジ、リスト、またはハッシュで大規模なテーブルをパーティション化して、クエリとインデックスのパフォーマンスを向上します。また、パーティションごとに複数のディスクや異なるディスクを使用します。

  • 並列クエリ
    並列クエリ

    複数のスレッドを利用して、集計、並べ替え、結合などの処理を異なるパーティション上で同時に実行し、コアを使用してリニアなスケール アップを可能にします。

  • リード レプリカ
    リード レプリカ

    非同期レプリケーションと準同期レプリケーションによってリード レプリカを追加するか、または数百のレプリケーション サーバーとして MariaDB MaxScale を使用します。

  • シャーディング
    シャーディング

    テーブル パーティションを複数のデータベース インスタンスに分散し、読み取り、書き込み、ストレージをアプリケーションに対して透過的にスケール アウトします。

分散 SQL

MariaDB Platform は、Xpand ストレージ エンジンで分散 SQL をサポートしているため、レイテンシや JOIN などの標準 SQL に影響を及ぼすことなく、複製データベースやクラスタ データベースを完全な分散データベースに簡単に変換して、1 秒あたり数百万のトランザクションを処理できるようにスケール アウトします。大量のデータやクエリを含むテーブルには MariaDB Xpand、少量のデータやクエリを含むテーブルには InnoDB または MyRocks を使用するなど、複製テーブルと分散テーブルの両方を利用します。

高可用性

MariaDB Platform は、自動フェイルオーバーによるレプリケーション、そして同期レプリケーションとシェアード ナッシング アーキテクチャに基づいたマルチマスタ クラスタリングという 2 つのオプションによって、エンタープライズ規模の高可用性要件を確実に満たします。

自動フェイルオーバー

MariaDB MaxScale の自動フェイルオーバー機能によって、MariaDB Platform は、プライマリが到達不可または応答不可になった場合に、最新のレプリカをプロモートし、アプリケーション クエリを新しいプライマリに再ルーティングします。

マルチマスタ クラスタリング

MariaDB Enterprise Cluster の同期的なマルチマスタ クラスタリング機能によって、MariaDB Platform は、ミッション クリティカルなアプリケーションに、インフラストラクチャ障害にも耐えうる継続的な可用性と強力な一貫性を提供します。

シームレスなフェイルオーバー

自動フェイルオーバーやマルチマスタ クラスタリングを備え、標準的な高可用性要件を満たしているデータベースは決して少なくありませんが、Oracle の Application Continuity と同レベルの高度な機能を備えているのは MariaDB Platform だけです。MariaDB Platform は、インフラストラクチャやデータベースの障害をアプリケーションから隠ぺいし、シームレスなフェイルオーバーを可能にします。

  • 接続の移行
    接続の移行

    MariaDB MaxScale は、自動フェイルオーバーの実行後にバックエンド データベースの接続を移行するため、フェイルオーバーの際にアプリケーションで新しい接続を作成する必要がありません。

  • セッションの復元
    セッションの復元

    MariaDB MaxScale は、自動フェイルオーバーの実行後に新しくプロモートされたプライマリ上でデータベース セッションを復元するため、フェイルオーバーの際にアプリケーションでセッションを復元する必要がありません。

  • トランザクションの再生
    トランザクションの再生

    MariaDB MaxScale は、自動フェイルオーバーの実行後に処理中のトランザクションを再生するため、フェイルオーバーの際にアプリケーションでトランザクションを再試行する必要がありません。

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ディザスタ リカバリ

MariaDB Platform には、MariaDB Enterprise Backup による非ブロッキング バックアップや特定時点への復元、MariaDB Flashback による特定時点へのオンライン ロールバックなど、包括的なディザスタ リカバリ計画に欠かせないツールや機能が多数含まれています。さらに、遅延レプリケーション (例: 1 時間後、12 時間後、1 日後) を戦略的に使用することで、過失または悪意によるデータの損失や破損がバックアップに影響を及ぼさないようにします。

エンタープライズ規模のバックアップ

MariaDB Enterprise Backup を利用して、オンラインで非ブロッキング バックアップ (完全または増分) を実行し、累積バックアップを生成して、それを基にデータベースを特定の時点に復元します。

フラッシュバック

MariaDB Flashback を使ってデータベースを巻き戻すことで、直近のトランザクションを取り消し、ダウンタイムを発生させることなく、過失または悪意によるデータの損失や破損からすばやく回復します。

遅延レプリケーション

データの損失や破損がバックアップに影響を及ぼさないよう、遅延レプリケーションによってプライマリからレプリカを遅らせて配置することで、復元を実行することなくデータを回復します。

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安全性

MariaDB Platform は、ロールや監査などの標準のセキュリティ機能を備えているだけでなく、完全なエンド ツー エンドの暗号化、侵入者や悪意ある攻撃を阻止する強力なデータベース ファイアウォール、顧客データを保護してデータ侵害を防止する動的なデータ マスキング/難読化など、高度なデータ保護とセキュリティ レイヤを特長とします。

  • 暗号化
    暗号化

    安全な接続 (TLS) によって移動中の全データを暗号化するだけでなく、ログなどの静止中のデータも、透過的なデータ暗号化 (TDE) によって暗号化します。

  • 動的データ マスキング
    動的データ マスキング

    クエリ結果が返される前にマスキングして、個人を特定できる機密性の高い情報の公開を防ぎます。

  • データベース ファイアウォール
    データベース ファイアウォール

    種類、構文、列、時刻、ユーザーなどに基づいてクエリをブロックし、悪意のある攻撃者からデータを保護します。

Oracle Database との互換性

MariaDB Platform は、Oracle PL/SQL を完全にオープン ソースで実装している唯一のデータベース ソリューションです。Oracle Database から簡単に移行でき、ストアド プロシージャの書き換え、スキーマの修正、アプリケーション コードの変更を行う必要がありません。実際に MariaDB のお客様は、数十万行もの PL/SQL をインポートしています。

データ型とシーケンス

MariaDB Platform では、VARCHAR2、NUMBER、DATE、RAW、BLOB、CLOB などの標準的な Oracle Database データ型と、NEXTVAL、CURRVAL などの Oracle Database 構文を使用したシーケンスをサポートしています。

ストアド プロシージャ (PL/SQL)

MariaDB Platform では、標準的な Oracle Database パッケージと、カーソル、ループ、変数、例外、CAST、LENGTH、SUBSTR などの関数を含む PL/SQL プロシージャをサポートしています。

JSON

MariaDB Platform は、ハイブリッド型のリレーショナル/JSON データ モデルをサポートしています。これにより、データの整合性と正確性を維持しつつ、JSON ドキュメントによってリレーショナル データ モデルを拡張し、開発を迅速化するために標準 SQL でクエリしたり、リレーショナル データを JSON ドキュメントとしてクエリしたりすることが可能です。

スキーマの柔軟性

JSON 列を追加して既存のテーブルを拡張することによって、柔軟な開発が可能になります。事前にスキーマを変更する必要がなく、必要なときにすぐデータ モデルを進化させることができるため、アプリの開発が迅速化します。

標準 SQL

一連の JSON 関数を利用して、標準 SQL で JSON ドキュメントをクエリしインデックスを作成することで、JSON ドキュメント、フィールド、配列、オブジェクトに対して読み取り/書き込みを行ったり、リレーショナル データを JSON ドキュメントとして返したりします。