XtraDBとInnoDB

MariaDB 10.1までは、デフォルトでMariaDBはXtraDBストレージエンジンを使用します。MariaDB 10.1までにおいて、XtraDBはInnoDBストレージエンジンの性能強化されたフォークです。互換性の理由から、システム変数は、元のInnoDBのプレフィックスを保持しており、このナレッジベース内でInnoDBについて言する文章は、通常はフォークであるXtraDBについて言及しています。

MariaDB 10.2からはInnoDBがデフォルトになっています。

10.1以前のMariaDBにおいてもXtraDBの代わりにプラグインとしてInnoDBを使用することは可能でです。 XtraDBの代わりにInnoDBを使用するを参照してください。

MariaDB 10.0.9より前のバージョンでは、MariaDBは、MySQLのInnoDBをデフォルトとして採用しており、PerconaのXtraDBは追加プラグインとして使用可能でした。10.0.8およびそれより前のバージョンでXtraDBを使用するには、ignore_builtin_innodb変数を設定する必要があり、plugin-load=ha_xtradbオプションが提供されています(プラグインのインストール参照)。

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